マンツーマンでは心を鬼に
学習京アカは個別指導塾ですが、完全マンツーマンではありません。
小学生は1:2まで、中学生は1:3までの授業となっています。
授業の時間帯によっては、マンツーマンになる授業もあるのですが、
マンツーマン授業って一歩間違えると依存体質な子になってしまう
恐れがある為、気をつけねばなりません。
気軽にコミュニケーションが取れて、分からない所をすぐに解決できる
という点では、とても実用的な形式ではあります。
ただそれとは裏腹に、子どもの満足度が高いとその本質が埋もれがちになります。
すぐ講師に聞けるが故に、解く過程の一つ一つに「これでいいですか!?」と聞いてきたり、
自分で考えずにすぐ講師に頼ってしまうというデメリットが存在します。
転塾してきた子の初めての授業で、かなり依存体質だったりすると、
前はマンツーマンの塾に通っていましたという事がよくあります。
もちろん分からない所は解説するのですが、
「付きっきり」は本人の成長の妨げともなるので、
講師は心を鬼にして、子どもが自分で考られる様に対応すべきだと思います。
テストでは誰も頼れませんので、成績を上げたいのならば、
結局は自分の力だけで解ける力が必要なのです。
そのためには、一人で考え、一人で解き切る練習をしなければなりません。
もしマンツーマンの授業を受けられている方がいらっしゃいましたら、
この依存体質に充分に気をつける事が必要です。