右脳を鍛えよう
学習中学校はいよいよ今週テストですが、
数学は最初は各学年計算分野となります。
特に1年生向けにおいて、みんなにいつも注意する事をまとめました。
①途中式を書け!
(-3)-(-5)+3-7 という式がある場合、体感半分以上の子は
頭の中だけで暗算をしていますね。
う~む、カッコを外して各項を確定させてから計算しようよ。
ちょくちょく間違える子がいるので、やっぱり書いた方が良いと思う。
②問題の式に約分等を書き込むな!
問題の式には基本的に書き込まない様にしたいよね。
この側面として途中式を書く事が面倒という思惑があります。
元の式が見にくくなると、解き直しを絶対しなくなるよ。
③途中式を消すな!
せっかく書いた途中式を解けた途端に消して、答えだけ書く子がいますね。
すっきり見せる事も大事ですが、先生はその途中経過がみたいんですよね。
④図を書け!
特に1年生は数直線問題などで、頭の中で想像して考える子が多いですね。
とにかく図を書いて視覚で理解しやすいようにする事!
⑤見直しをしなさい!
新1年生では「先生出来ました!」と速く解ける事に
重きを置いている様な小学校での名残が見られます。
速いのはすごいけど、見直したのかい?
合っていなければ、意味がないからね。1番は正確さね。
という様な事を日々口酸っぱく言っています。
この傾向からよく分かるのは、
左脳的な処理が多いので、右脳を使った考え方も鍛えていかねばならない。
ことです。
頭の中だけで処理しようとせず、図形や空間で認識し、イメージを書き出す事。
視覚で入ってくる情報は、数学ではとても役に立ちます。
これから中高6年間の土台となるので、勉強の仕方、考え方を
新1年生には身に付けてもらいたいと思っています。