凡ミスは単なるミスなのか!?
学習中間テスト個票も出て、塾生面談も終わりました。
ここから期末に向けて既にスタートを切っています。
テスト直しの時に必ず
ミスによってどれだけ点数を落としてしまったのか
を確認するのですが、10点以上落としてしまっているならば、
それはもはや凡ミスとは言えません。
その子の習慣になっている可能性があります。
英語で言えば、三単現のS、時制、ピリオド/コンマ忘れ、文頭の大文字
数学で言えば、単位間違い(㎠と㎤)、π付け忘れ、指数計算の勘違いなど...
通常の演習でも大体同じようなミスをしているはずです。
それを軽く捉えてしまって、本番でも見事に同じミスを繰り返すのです。
でも、テスト本番でバツが付いてしまっているという事は、
解けなかった事と同義です。
普段の答え合わせの仕方、解き直しの仕方、
それがここぞという時も出るものです。
隅々まで意識を働きかけられるか、
答えを書く時に、言われてきたことを意識できるか
これは、普段からその意識が無いとそう簡単に身に付きません。
5教科で300点以上を目指している子は、
解けない問題を解けるようにするよりも、
解ける問題を落とさない様にする事の方が大切です。