容量(メモリ)のムダ使い💛
学習ブログタイトルは、とある有名漫画の奇術師が言い放った
有名なフレーズですが、こと勉強に当てはめてみると、
小さなことからメモリを節約していかなければなりません。
例えば、英語の文章並べ替え問題
現在出題の主流はただ単に並べ替えるというよりも、
「2番目と6番目にくる単語を記号で答えなさい」
という様な問題が多いのですが、
★私はテニスをするために公園へ行きました。
(ア the park , イ to , ウ play , エ went, オ I , カ tennis , キ to)
これを考える時に、記号で並べ替えて考えると、
(オ、エ、イ、ア、キ、ウ、カ)となりますが、
並べ替えた後に、必ず合っているかの確認をするはずです。
この形で書いてしまうと、オがIで、エがwentで...という様に、
頭の中で記号と単語の変換が生じて
案外面倒臭く、集中力を使ってしまいます。
それであれば、最初から単語を書いて並べ替えてしまった方が、
答えを出すときは数えるだけ、見直しも圧倒的にし易いです。
人間の集中力のメモリは有限なので、ここで使ってしまうより
長文読解時に使った方が、全体的な点数が上がる確率が高くなります。
ただし、子どもたちはこれを受け入れるまで時間が掛かります。
なぜかと言うと、イチイチ単語を書く事が面倒だからです。
それなら頭の中で整理した方が早いと思っているのです。
ですが、私が長年見ている限りでは、書いている時間よりも、
頭の中で考えている時間の方が圧倒的に長いです。
書けば目から入ってくる情報だけで考えなくてすみます。
もちろんパパッと出来てしまう子には強制しませんが、
ほとんどの子は書いた方が早いし、正解率が良くなります。
本当に必要な所で容量(メモリ)を使いましょう。