教える<管理する
学習子どもたちの勉強を見ていて、よく目にするのが、
ただ問題集のページをめくって見ているだけ、という光景です。
何となく、解けるだろうとか、これは楽勝とか
見た目だけで判断して、勉強した気になっているのです。
今見てた問題やらないの?と聞くと、多分解けそうだから
という返答なので、じゃあ実際にやってみてと返すのです。
案の定、あれっ、どうやるんだったっけな!?となります。
子どもの「勉強している」は案外そんな程度だったりします。
もちろん全ての子とは言いませんが、思っている以上に
その比率は高い気がします。
子どもは、私たち大人が思っている以上に「子供」です。
ある程度勉強の中身に介入しないと、とんでもないことになります。
その介入を子どもたちは嫌がりますが、
そうしないと大人が思う「勉強」が成立しません。
教える事も壮ですが、どうすればよいのかを導き
ある程度の管理をしてやることの方が
大事になってくるでしょう。
教える事は簡単ですが、管理してやる事は
何倍も労力がかかるし難しい。
だから管理に特化している塾は月謝が高いのも納得なのです。