冬期講習におけるコマ数問題
学習習った事を定着させる事において何が大事かって、
やっぱり「自学自習」です。
冬期講習において、何十、何百もの
途方もない授業コマ数をこなしたとしても、
それを「自分の力にする時間」を取らなければ
やった気になって終わることになります。
実は個別指導での1コマって案外出来る事が少ないんです。
親御さんからすれば、たくさんの授業を取ったのだから
結果が出てもらわないと困ると思われるでしょうが、
授業だけで定着なんてほぼ見込めません。
分からない問題を解決できたとしても、それをもう一回
自分で解けるようにして、またそれから
別の類題を解けるようにする。
これを自学自習の時間に実行しなければなりません。
その自習をする時間が、授業コマ数が多すぎて
取れないというのは本末転倒ですよね。
特に、冬期や春期など短い期間の休みにおいては、
なおさら自習の時間をしっかり取る事が重要です。
授業した時間の2倍は自習の時間に充てましょう。
もちろん、時間を取れば良いという事ではなく、
定着したかどうかが判断基準ですよ。